AIに仕事が奪われる、って本当?
SNSを眺めていると、「AIに仕事が奪われる」という言葉をよく見かけます。
正直、最初は他人事でした。
花を束ねる仕事が、AIに取られるとは思えなかったから。
でも、よく考えてみると、話は単純じゃないかもしれません。
発注の管理、売上の集計、SNSの投稿文、お客様へのメッセージ。
花を活ける以外の「周辺の仕事」は、意外とたくさんあります。
データの収集は人間が行い、AIが集計・分析・提案をして、人間が判断をする。
そんな働き方が、もうすぐそこまで来ているとしたら?
怖がっているだけでは何も変わらない。
だったら、自分で使ってみよう、そう思いました。
私のAI理解度、正直に言います
このブログを読んでくれる方に、まず自己紹介をしておきます。
私のAI理解度は、かなり低めです。
「ChatGPT?Claude?Gemini?それぞれ役割のあるAIなの!?」という段階から、少し進んだくらい。
「プロンプト」という言葉も最近調べて学んでいますが、うまく使えているかは怪しいです。
SNSで見かける「AI完全ガイド!」「Claude cowork全使い方!」系の記事は、読んでも半分も頭に入りません。
それでも、AIが暮らしにすでに入り込んでいることには、最近気づきました。
海外サイトを開いたときの自動翻訳、動画の自動字幕。
気づかないうちに、私たちはもうAIに支えられていたんです。
だから思ったんです。 難しく考えなくていいのかもしれない、と。
使いながら、少しずつわかっていけばいいし、 わからないことはAIにAIのことを聞けば解決しそうです。
AIが得意なこと、苦手なこと
少し話が広がりますが、気になっていることがあります。
翻訳の技術が発達したときも、外国語の勉強は必要ないという話がでました。
Google翻訳やDeepLを使えば、外国語の文章がほぼ一瞬で日本語になります。
でも、通訳という仕事はなくなっていません。
会議の場の空気を読むこと、言葉の裏にある感情を汲み取ること、相手との信頼関係を築くこと。
そういう「ニュアンス」や「人と人の間にあるもの」は、まだAIには難しいようです。
花屋の仕事も、似ているかもしれません。
「お悔やみの花束をください」と言われたとき、 お客様の表情や声のトーンから、どんな花を選ぶか。 その判断は、数字やデータだけでは出てきません。
AIが得意なことと、人間にしかできないこと。
その境界線を、自分の仕事の中で探してみたいと思っています。
そして、これは私だけが感じていることではないようです。
2026年4月、東京大学の入学式で劇作家の野田秀樹さんがこんな内容の祝辞を述べました。
「AIには身体がない。だから身体に根ざした心もない。人間の未来を決めるのはAIではなく、人の心だ」
東大の入学式でも語られるくらい、これはいま多くの人が向き合っているテーマなんだと思いました。
花屋の私が、AIに期待していること
私が働いているのは花屋です。
日々、花に触れ、接客、業務の効率化に勤しんでいます。
花を活ける仕事そのものは、AIには奪えないと思っています。
でも、それ以外の仕事となると、話は変わってきます。
たとえば、こんな場面でAIを使えたら、と思っています。
- 季節ごとの売れ筋を数字で整理して、資材発注などの判断をスムーズにしたい。
- 短時間勤務の人にもわかりやすいマニュアルを作りたい。
- お客様への取り扱い書や、商品紹介文の時間短縮をしたい。
- PC作業中のわからない言葉やエラーが出たとき、すぐ調べられる相手がほしい。
難しい分析や、高度な使い方じゃなくていい。
まずは「表を作ってほしい」「この文章を整えてほしい」「選択肢を出してほしい」 そのくらいのことが、スムーズにできるようになりたいと思っています。
このブログで書いていくこと
このブログのタイトルは、「今日はAIと何しよう」です。
花屋の仕事の中でAIを使ってみて、良かったこと、ダメだったこと、ちょっと改善できたこと。
それを、包み隠さず書いていきます。
仕事の話だけじゃなくて、プライベートの話も書きます。
AIに献立を考えてもらった話、失恋したときに相談してみた話。
生活の中で使ってみたリアルな体験を、そのまま届けたいと思っています。
うまくいかなかったことも、正直に書きます。
「全然ダメだった」も、私にとってもAIにとっても大事なデータだと思うからです。
難しい言葉が並んだ解説記事じゃなくて、 同じように「AIって何から始めればいいの?」と感じている人の 「それそれ!」になれたら嬉しいです。
まずは、一歩踏み出してみる
AIに仕事が奪われるかどうか、正直まだわかりません。
でも、知らないまま怖がっているより、 使いながら判断する方が、ずっといいと思っています。
花屋の仕事も、最初から上手に花を活けられたわけじゃない。 毎日触れて、失敗して、少しずつ上手くなっていった。 AIとの付き合い方も、きっと同じだと思っています。
まずは一歩。 AIと、ゆっくり仲良くなっていきます。